海沿いの家について

 誰でも憧れると言っても良い海沿いの家。
 そんな海沿いの家のメリットとデメリットを挙げておきますね。
 海沿いの家で気になるのは、やはり塩害。
 実際に住んだ人でないと分からないところですが、塩害は結構深刻だったりします。
 塩って、簡単にモノを腐食させたりしますし、住んでみると結構大変だったりします。
 家だけではなく車とか自転車とかも錆びるのが早いですから、家以外のモノの寿命も確実に変わってくるといえるでしょう。
 家が木造でも鉄筋コンクリート造りの家でも、メンテナンスには気を遣う事になると思います。
 もちろん場所にもよりますが、家の中に砂とかも入ってくる事があると思うので、掃除の手間が増えます。

 通常の生活を考えても洗濯物とかが海風に当たると乾きにくいですし、独特のベタベタ感があったりするので、サンルームとかがある家の方が洗濯しやすくて良いかもしれません。
 水栓を家の外にも置いた方が塩をかぶったものから塩を落とせるので便利です。
 個人的には海が見える家とかって結構憧れてしまいますが、そうもいかない面もあるのですね。
 塩害以外にも台風とかのシーズンの太平洋沿岸の方では、台風直撃の時のすさまじい風雨とかも考えておかなければいけません。
 飛来物等を考えると、雨戸がない家は少々考えてしまったりします。
 飛来物が飛んでくるのは暴風の中ですから、その最中に飛来物でガラスが割れたら大参事です。
 


 最近では津波とか、結構怖かったりします。
 あと、気になるのが液状化現象。
 東北大震災では浦安市での液状化が話題になりましたが、ローンを組んで家を買っていて、その家が液状化したところでは大変だと思います。
 マンションなどでは訴訟にまで発展しているケースも起きていますので、要注意です。
 マンションの場合は、一つの建物に沢山の人が住んでいますので、自分一人でどうこうする問題ではなくなる可能性も高く、住民の方々その意思疎通が必要になったり、理事会の決定云々・・万一の際には色々とやらなければならない問題が山積する事も予想されるので、やはり過去地図や液状化についての行政の想定はしっかりとチェックしておきたいところです。
 ※液状化現象は、内陸部でも沼や田んぼを埋め立てたところではなる可能性が有りますが、沿岸部の埋め立て地でも要注意です。

 

 また、東北大震災では地盤沈下も起きています。
 地盤沈下したら、津波も怖いですが、水平に沈下する事も無いと思うので、これはこれで家が傾くかもしれませんね。
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴う地盤沈下調査
 いずれにせよ、海沿いに家を買うなら、津波を想定してある程度の標高があるところの方が無難という考え方もあると思います。
 ローンが終わる前に津波が来てしまったら、家が無いのにローンだけを延々と払い続ける事態にもなりかねませんし。
 津波に関しては、東海大地震の津波予想図などを見れば、津波の予想が分かりますので、海沿いの家への買い替えを考えているなら要チェックです。

 

 なお、3.11以降、海沿いの不動産の価格相場は下がり気味という話もありますので、将来買い替えを考えているなら注意が必要です。
 また、永住を考えているなら、津波対策も進んではいますが、未だ工事半ばという所もありますし、想定以上の津波が襲う可能性もありますので、充分に考慮して終の棲家を見つけたいところです。

 

※こちらに書いている内容は、個人的な見解ですので、それをご承知の上で自己責任でご覧ください。